むくみは、体内の循環を活性化することが一番の対策法です。
そのためにはマッサージで詰まりを解消したり、運動や入浴など全身の血行を促進するのが効果的です。
ですが忙しい毎日の中では、むくみ対策を続けるのは難しい方もいるでしょう。
仕事や家事でむくみ対策をする時間がない、という方には電車通勤中などに出来る「ながら運動」がおすすめです。

まず1つ目は立ったまま出来るつま先立ち運動です。
やり方はとても簡単で、つま先立ちをして元に戻すという運動を繰り返すだけです。
電車の中であれば、つり革につかまりながら出来ますし、家事であれば洗い物をするときにも手軽にできますね。
回数に縛りはないので、通勤時はもちろんレジの順番待ちやエレベーターを待っているときなど、常に爪先立つをする習慣をつけておくといいでしょう。

つま先立ちをすると、ふくらはぎの筋肉がぎゅっと引き締まるので、血管の収縮が促されます。
さらに体を支える負荷がかかることで、筋肉を鍛える効果にもつながります。
ふくらはぎは下半身の血液を心臓に押し戻すポンプの役割をしているため、つま先立ちで鍛えるとむくみを解消できるのです。
つま先立ちをするときは、まっすぐな姿勢を保ち、お尻に力を入れるようにするとさらに効果がアップします。
本来なら、つま先立ちをしたまま数十秒姿勢を維持するのが理想的ですが、電車などでは転ぶ危険性があるので無理しないようにしてください。

2つ目は座ったままできるつま先上げ運動です。
この運動もとても簡単で、かかとを床につけたまま、つま先を思い切り上げたり下げたりするだけです。
つま先を上げるときは、ふくらはぎからアキレス腱までしっかり伸びることを意識しましょう。
これなら、電車で座った時でもオフィスでも周りを気にせずできますね。
もし出来るようであれば、足首をぐるぐる回す運動も取り入れるといいでしょう。
足首に柔軟性が出ると、ひざ下の血流が良くなるのでむくみが取れやすくなります。
ちなみに、これらの運動をするときも、背もたれから離して姿勢をまっすぐにしてください。
膝の角度は90度になるようにして、骨盤をしっかり立てた状態で行うことでひざ下の筋肉をきちんと使えます。
また、背筋を伸ばすことで体の歪みも整えられるので、下半身から上半身への循環も良くなります。

これだけの運動で足むくみ対策ができるのか、疑問に思うかもしれませんね。
ですが、足のむくみの解消はふくらはぎの筋肉が鍵を握っています。
ここをいかにたくさん動かすかでむくみの状態は変わるので、「ながら運動」でむくみ解消効果を高めていきましょう。